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262750放課後[air] |
[背景:教室] 午後の授業が終わり放課後になる。 授業はずっと聞き流しているからとにかく暇だ。 きっとセンコーは俺たちに、ありがた〜いお経を唱えてるに違いない。 今度から木魚を教卓においておこう。 木魚があれば寝ないで済みそうだ。 まぁ木魚なんて買わないが。 ま、その分授業中に手を合わせて拝んでおけばいいか。 さて、放課後なんだが。 七心達が昼の掃除を手伝ってくれたおかげで放課後に生徒指導をすることは免れた。 一矢 「永二、帰るか」 永二 「あーごめん! 俺、今日だめなんだ」 一矢 「どうしてだ? 帰ってだるまさんが転んだをする約束だったじゃねえか」 永二 「子供っぽすぎるよ!!」 一矢 「んで、どうしてよ?」 永二 「今日は文化祭の準備しなくちゃいけないしさ。俺、実行委員だし」 一矢 「あー、なるほど」 そう。 もうすぐこの如月学園は文化祭なのだ。 期間は今週の土曜と日曜の2日間。 保護者以外にも多くの人がやってくる。秋の体育祭と並ぶ、学園二大行事である。 ちなみに、俺たちのクラスは圧倒的票数(主に男子)により、喫茶店に決まっている。 そして、俺はそういうのに全く興味がない。 汗水流して接客したり、料理を作るなんてなおさらだ。 なので、俺は文化祭当日は全く仕事がなく、準備だけ手伝えばいい雑用係を選んだ。 永二 「ちょうどよかった! 一矢雑用係だろ? 手伝ってくれよ」 一矢 「断る」 永二 「即答かよ!!」 永二 「いやいや、雑用係なんだから準備は手伝うもんだろ?」 一矢 「文化祭前の準備の2日間だけ雑用をするという契約のはずだ」 永二 「なんだよそれ!? そんな裏契約聞いたことねぇよ!!」 一矢 「いいだろ? この後予定があるんだよ。当日盛り上げてやるからさ?」 永二 「……わかったよ、そのかわり準備の日はとことんこき使ってやるからな!」 一矢 「へいへーい、お手柔らかに。じゃあ俺先に帰るわ」 永二 「おう、また明日」 永二と別れて、教室を後にした。 |