如月学園3年の夏。
一学期最後となる今日。
終業式に出るのが面倒な主人公は屋上で居眠りをしている。

そこに起こしに来たのは、幼馴染の「谷及七心」。
七心に起こされた主人公は渋々終業式のため一度教室へ向かう。

七心「それじゃあ、あとでね一矢君」
七心はそう告げ自分の教室へと帰る。
主人公は自分の教室に入る。

そこにいたのは、永遠の2番手。
友人の「江波永二」

口調が似非外人なちびっこ。
「ジョセフィーヌ・クリスティーン・オブ=ジョイトイ」

自分を男として扱って欲しいという、うどん屋の娘。
「矢代操」
の3名が待っていた。

体育館へ集合のアナウンスがなり、教室を出る主人公達。
廊下で、出会う仲間たち。

見た目はサムライに似た友人。
「殖木翔」

クラスでトップの囲碁部員。
「古谷つくし」

一つ年下の、ツインテールの不思議っ子。
「春風祈」

そして、先ほど別れた幼馴染。
「谷及七心」
以上、7名の仲間たちと合流した主人公は、
体育館へと移動する。

体育館での長い話が終わり、教室へ戻るとき。
春風「思い出の記念として、みんなで写真を撮ろうと思ったのですよ!」
といってくる。
そしてみんなで記念撮影をする主人公たち。

まさかこのあと、あんなことが起こるとも知らずー……。


次の日。
七心に起こされる主人公。
2人は何かを見つけ、歩み寄る。
その何かはばさばさと翼を羽ばたけながら地面でのたうち回っている。
鳥、フクロウ、「コノハズク」というフクロウであった。

主人公は紐みたいなのが絡んでいる、そのコノハズクを助ける。

昼になり、夕食時の事。
主人公は七心に買い物を頼まれ、商店街へと向かう。
その帰り、事件は起こった。

主人公が帰宅している時だ。
運悪く、通りがかりの通り魔に刺されてしまったのだ。
血を流す主人公。
倒れ込む……意識がとんでゆく……。
そこへー……。

七心だ。
幼馴染の七心が来た。

必死に主人公へ語りかける幼馴染。
しかし、七心の呼び掛けも通らず……。
主人公は息を引き取ってしまった。


……。
ここはどこだ。
何も見えない。
黒……。
真っ黒……。
真っ暗闇の世界。

そこで主人公は、何者かに声をかけられる。


……ーーお前を助けようーー……


と、突然目の前が光り輝き出す。
そして、あっというまにその光に包まれた。


目が覚めると……
そこは、夏休みに入る前……。
6月の26日だった。
…………夢?


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yashirosoft


???「―――……矢君……」
???「一矢君……」
終業式。
永二「よぉ一矢、どこ行ってたんだよお前」
ジョセ「夏休みのプランをとーくいんぐしていたのですヨ」
矢代「あぁ、そうだな……最近走ってないしなぁ……」
矢代「考えてみるよ」
翔「このグループはいい所だ……」
古谷「人生というのは一度きりなんだ 楽しかった人生をものにすることは良いことだぞ?」
春風「じゃあみんないいですかー?」
春風「いきますよー!いちたすいちはー?」

[イベントCG:集合写真]

こんな日が、いつまでも続くと思ってた。

一矢「このフクロウ、なんていうフクロウかわかるか?」
七心「う〜ん、たぶんコノハズク……じゃないかなぁ」

あの日がくるまでは。



[BGMをなにかここで再生]

七心「はぁ……やっと起きた〜」
ジョセ「ハロー一矢〜、は〜わ〜ゆ〜?」
永二「こんな時に落ち着けられるかよ!」
つくし「どうだったかな? 才木君。我らが囲碁部は」
春風「へへ〜ん、ボクは魔法使いだからね!」
矢代「今日は世話になったしな。貸しにしといてやるよ」
翔「一矢殿はそれほど器のでかき武士(もののふ)でござったか!」


やがて、そいつの歴史を知ることになる。

つくし「いつも厳格で、常に上を目指す。・・・そんなお堅い生き方を続けてきた人だ。正直、好きじゃない」
乙姫「両親に謝っても、絶対許してくれないよね」
矢代「うるせえ!……俺は……男だ!」
春風「もう二度と触れられない時間なんだ……」



過去に何があったのか。



七心「一矢君・・・私もうダメかもしれない」


自分の力を用いて、彼女を救う旅へ……。



maururu
○○○○年○月 ロードショー




翔「アーソーレンセー!!!」
一矢「なにやってんだお前」
翔「( ゚д゚)」


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